創立84周年記念会を開催

同盟育成会は創立 84 周年記念会を 10 月 6 日、例年通り、東京都千代田区内幸町の日本プレスセンタービルで開きました。同盟学寮の寮生のほか、財団の評議員、理事・監事、学寮の OB ら約 110 人が参加しました。

 

記念会に先立って、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんが「勇気のコミュニケーション」の演題で講演し、自身の経験を交えながらコミュニケーションに苦手意識のある寮生らに、改善に向けたコツを伝授しました。吉田さんは、コミュニケーションは、こちら側の

 

自己表現をする場ではないと指摘し、一緒にいる相手との時間で「気まずさを排除できればOKだ」と説明。さらに「自分の話を聞いてもらいたいのが人間」として、会話をサッカーに例え、1相づちを打つ(トラップ)、2具体的な質問をして相手につなぐ(パス)、という順序で進めることを提案しました。ただ、「話しかける勇気を持つ」「相手にひどい反応されてもへこまない」点には耐える力が必要だと言います。


 

 記念式典では、福山正喜理事長が挨拶に立ち、総選挙が行われることに関連し、投票行動もコミュニケーションと一つだとして、寮生に投票に行くように呼びかけました。続いて市谷寮の深町和奏委員長が、市谷寮で大規模改修が進んでいることに謝意を表明。白山寮の伊佐光騎委員長は「同盟学寮では社会性が身に付く」と寮生活の意義を語りました。最後に白山寮の宮城孝治寮長、市谷寮の齋藤美保子寮長が挨拶し、懇親会に移りました。

 

懇親会では、吉田アナウンサーを多数の寮生が囲み、質問をしたり、意見交換を行ったりしていました。