同盟学寮の年間行事のうち、最後の大きな行事である「追い出しコンパ」が2月3日(日)午後、白山寮で行われた。市谷と白山の寮生約60人が集まり、今年卒寮する男子寮生8人、女子寮生11人との別れを惜しんだ。
午後5時、拍手とともに在寮生の待つ食堂フロアに卒寮生が入場してきた。初めに、実行委員会が作成した卒寮生1人ひとりの紹介と、思い出の写真をまとめた動画をみんなで観賞した。クリパや夏キャンなど、寮で過ごした楽しい日々が映し出されるスクリーンを眺め、笑い声や歓声があちこちで起きていた。
動画を見終わったあと、在寮生から花束と手紙が贈られた。各卒寮生と1番親交の深かった後輩が、手紙を読み上げた。途中、込み上げる思いをこらえきれず声を詰まらせる姿や、ジョークたっぷりの手紙を読み上げて一同の笑いを誘う場面もみられた。また記念品の写真立てと、思い出の写真、みんなが寄せ書きした色紙が贈られた。
6時からは、会場に料理や飲み物が運ばれ食事会が始まった。文化担当・小路天太郎君の音頭で乾杯をした後、白山寮の管理人を務める小宮さん夫妻と厨房補助の古賀さんが丹精込めて作った料理に舌鼓を打ちながら、寮での思い出やこれからについて楽しく歓談した。
8時30分に後片付けが始まり、集合写真を撮影したのち9時に解散となった。