9月4、5の両日、古野給与奨学生の研修会を横浜市内にある横浜情報文化センタ―内の日本新聞博物館で開催した。台風21号の接近、通過と重なったが、大学院生22名、学部生25名が参加した。
秋の研修会は今回が9回目で、初日は、院生、学部生合同の講演会と懇親会を行った。講演会では、専修大学の武田徹教授が「ジャーナリスト開高健 『来た、見た、伝えた』」のテーマで、開高健のさまざまな作品を紹介しつつ、ノンフィクションとフィクション、フィクションとフェイクニュースなどについて講演を行った。
同日夕の懇親会では、コーディネーターで毎日新聞OBの橋場義之元上智大教授や奨学生選考委員のほか、奨学生OB、OGが加わり、交流を深めた。学部生は、この日は日帰りでの研修となった。
2日目の5日午前は、橋場氏が院生一人ひとりと研究テーマに関する質疑を行うとともに、新聞について講義。その後、院生は同博物館で新聞製作を体験し、自分で書いた記事の載った新聞をお土産として持ち帰った。